1001~1050

ルールを無視してそれで満足?

消えてほしいと願うほどそれは存在感を増す

見上げた大空があまりにも澄んでいて、涙がでた

どうしたのと訊く必要はない

そんなのは許されないし許さない

死者への冒涜云々は横に置いといて

うざいと思ったら奴だった

月明かりは切ないほどに私を包む

それが真実なら争いは起きない

まぁるい地球に針を刺すのさ


まだ言わないで、まだ見ないで

獅子よ、悠久の狭間で吼える獣よ!

奴は笑う、辿り着けないだろうと私を見下ろしながら

君への手向けに今このスイッチを押す

心配なんていらない、私は私でやっていけるから

もがれた羽ではあの空には届かないから

赤き守り手

白き魔獣

青の統治者

光と闇の双剣


茨の椅子に縛りつけられた王女

巻き付く蔦を薙ぎ払いし剣の者

石塔から見下ろす全てを知る男

散らばる心のかけらを必死につなぎ合わせる哀れな女

石塔を見上げる何も持たない少女

あなただけに壊されたい

繋がる空の下で想う人

荒野にさまようあなたに会いに行く

突き放されるほどに、愛しさは募る

あと一滴、それで私は決壊する


幸福に涙する

そこ退けそこ退けと悪魔が仰るものだから

君が純白であるのなら、僕は狂気に眠ろう

まだ欲しい。何も変わらないのに、あなたは手を伸ばす

愛してると言わないのなら、そんなお口は要らないわね?

僕は弱いままでいたい

無垢な笑顔より、狂気の笑顔

黒で染め上げて、白で塗り潰して、撹拌する色彩

勝手に決めつけて勝手に悲しくなる。不毛な行き違いだ

お前は何も分かっちゃいない


全てを見透かす青い瞳

震える声に愛しさをみた

放さないで、離れないで、ただ傍にいて

ただ真に生きただけなのです

雲が晴れる時、もう私はそこにいないのだろう

最低な一生でした。

彼は、たまに。ひどく機嫌の悪い時がある。

父より近く、母より遠い

その人を好きでいることは、悪なのだろうか

指を愛す。瞳を愛す。だけど心は愛さない


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