君が先に泣くから、僕はいつも泣けない
怯えた瞳にこみ上げる感情は
どこにも辿り着けない操り人形
未来を変えることは容易ではない
明日も明後日も死に損ない
幸いな事に解毒剤がここに一本だけあります
触って、攫って、アナタの腕で
卑猥に淫猥に君だけを
それじゃあ死んでるも同然だね
まだ見ぬ闇に怯える
何も持たない手のひらに、後悔をみた気がする
大鎌振りかざしてあの子は笑う
美しく着飾った君はまるでよく出来た人形のよう
失敗した、失敗した、お前は出来損ないだ!
そんなのは許されないし許さない
もがれた羽ではあの空には届かないから
消えてほしいと願うほどそれは存在感を増す
涙を見せないことが強さだと信じていた
きっと、いつか。そんなものは無いと知っているから
百年分の愛と殺意
奪った羽でどこに向かおう?
病みます病みます、私今病んでます
君に愛されたい
嫌いだからこそ愛おしい、哀れな子供
お前は何も分かっちゃいない
鮮烈な記憶を消したくて君を探した
黒で染め上げて、白で塗り潰して、撹拌する色彩
理想を片手に悪と呼ばれる
何より金が欲しい
良い子の仮面を引っぺがす
正義という名の悪
ぶっきらぼうな優しさ
これは紛れもなく愛だよ、愛!
許されたい罪がある
覚醒した狂気に引きずられて
のっぴきならないとしても私の手を取れ
あと一滴、それで私は決壊する
ぬくもりを知らないこども
楽しいか、他人の不幸が
その人を好きでいることは、悪なのだろうか
何を求め何に縋り何に死を願うのだろうか
降り積もった砂粒が私を押し潰す
愛しい愛しい、ああたまらない!
君と僕は相容れないけど、腐れ縁
心が折れた瞬間